先週末から、私たちが暮らす関東地方も梅雨入りしました。
外出が億劫になったりしますが、緑が生き生きと輝いて成長する大切な季節ですね🌿
前回はそんな雨の日に電欠して、電気を買うことになったお話でした。
要約すると「うっかりお湯を沸かして電気が足りなくなった」のですが(笑)
今回はそれを少しだけ詳しくお伝えしたいと思います。
お湯は電気で沸かしてます
我が家の湯沸かしは、電気でお湯を沸かすエコキュート。
基本的には日中太陽が出ている時間帯、太陽光パネルで発電した電気を利用して沸かしています。
なので日照が見込めない日は、お湯を沸かさないのが一番の節電になります。
上の円グラフの示す通り「給湯=お湯を沸かす」エネルギーって全体の1/3以上を占めるんです。
夏至を過ぎて、暖かくというか暑くなってきている今の時期に「暖房」エネルギーはほぼ必要ないので
「給湯」のエネルギーが省エネ(節電)の肝になることが分かりますね。
雨でも午前中には蓄電量56%⬆️
太陽光発電は雨や薄曇りの日なら、少ないですが発電します。
下のモニターは電欠した6/18とは別の雨の日ですが、この日も朝から一日中雨でも発電していて、
午前11時くらいには蓄電量も70%になっています。
電欠した6月18日も正午の時点で蓄電量は56%
これは生活で必要な電気を使いながらの蓄電量です。
夏至直前で日の出は4時半〜日没が19時頃
正午以降、発電可能な時間は午前中とほぼ同じくらいありますから、そのまま午後も普通に生活しながらなら、日没までには90%くらいまでは蓄電できたはずでした。
湯沸かしで蓄電量が25%⬇️減っていた!
我が家の湯沸かしエコキュートの設定は、正午12時から沸かすようになっていますが、
雨の時など発電量が少ないと予測された日は、お湯を沸かすのを手動で止めます。
「止めるの忘れた!」って気がついたのは、お湯を沸かし終わった夕方でした。時すでに遅し。
データログを確認すると、正午に56%あった蓄電量は給湯終了時には31%まで減少していました。
お湯を沸かしている間、普通の生活に使った電気もありますが、
こちらはおそらく雨天時の少ない発電がそのまま相殺されて消費されたと考えられるため、
乱暴に推察すれば「湯沸かしで蓄電量が25%使われた」ことになります。
(我が家の蓄電池容量から大まかに算出すると約3kwの消費)
夜に使う電気が蓄電池に残ってない(涙)
日没してから気がついた・・・
夜に使う電気が残っていないこと(涙)
この日の気温は18.7度〜22.5度。湿度はほぼ100%だけれどエアコン不要な温熱環境でしたから、
明らかに敗因は給湯エネルギー!
その証拠に、この電欠の3日後の6月21日の同じような気象状況で、エコキュートの給湯を停止したので、
電欠(電気を購入)することなく過ごすことができました。
さぁ、これから梅雨本番!
天候の変化を受け止めて柔軟に、かつ賢く暮らしていきたいと思います(^^)/
kame:オフグリッドハウスの暮らし方
湯沸かし・給湯に関してはこちらも参考にどうぞ⬇️