暖房・冷房時に「効く」省エネルギー手法は、何と言っても
①負荷の軽減 = 高断熱、高遮熱化
②設備の効率化 = 過大でない設備の選択
につきます。
断熱や遮熱性能を高めておけば、暖房や冷房時に必要なエネルギーを節約することができます。
一般的に「一石二鳥」と言いますが、省エネにおいてはこの例えは当てはまりません。
例えば、暖かいコートでも、重たくて扱いづらいと
着るためのエネルギーが多くなり、結局着ないことになってしまいます。
断熱性能は後から簡単に向上させることができないため、新築時やリフォーム時に建物の基礎体力を高め、
十分な性能を持たせておくことが重要です。
*おおいで研究所長:技術的解説シリーズ