「オフグリッド住宅」は、災害時にも通常に近い暮らしができます。
大まかには以前のエントリー(オフグリッド住宅のメリット、デメリット (ホンネ編))
でもお話しさせていただいています。
もちろん、電気はいつもの太陽光発電、蓄電池での供給が可能です。
ガスはオール電化の場合は必要はありませんが、都市ガスを導入している場合は都市ガス会社の被災状況次第です。
プロパンガスではボンベが倒壊したり、配管が宅内で破断しない限り、使い続けることは可能です。
オフグリッド住宅で、コンロなどでどうしてもガスを使いたいという場合は、
プロパンガスにしておくと言おうのも一つの考え方です。
水道も水道局の配水施設が壊れない限り、供給は可能です。
また、エコキュートを採用した場合、貯湯槽に200〜300Lのお湯が貯めることができ、
そのお湯を飲料として使うことも可能です。
(高層マンションなどで水道が止まって大変だったというのは、
停電によって水槽の加圧ポンプが動かせず、水を上げることができなくなったということが原因のほとんどです)
ただ、ガスも水道も一度被災すると復旧までに時間がかかるインフラですので、
普段の備蓄でカバーすることも考えておかねばなりませんが、
一番貯めにくい電気がケアできているというだけでも、ずいぶん安心なのではないでしょうか。