さくら通りの家は、根切りも終わっていよいよ配筋検査。
kameplanでは、基礎配筋は全数検査の上、抽出して写真撮影を行います。
検査のための写真撮影という側面もありますが、
図面だけでなく、工事中の細かな写真を竣工後に残すことによって、
今後もしその家を改築や増築するときに、竣工時の写真があることによって、
より確実な検討をすることができます。
今まで手掛けさせていただいたリノベーション物件で監理写真があったことはほぼなく、
そうしたときに構造に手を加えようと思うと、お金をかけて非破壊検査をするか、
解体後に再検討するということになります。
(構造の図面があったとしても、その通り施工されているか、きちんと確認出来ないと、やはり不安が残ります)
これは手戻りや余計な費用がかかる場合がほとんどで、
場合によっては当初想定していた改築ができない、ということも起こりかねます。
せっかく建てた大切な住まい。
それが資産になるかならないかも、建てる時の資料がどれだけ残っているかが、
今後より重要になると考えています。