先日、京橋の東京スクエアガーデンの裏手にある、解体してしばらく置かれている現場の近くを通ると、
「近くに田んぼでもあるのか?」
というぐらいの、カエルの大合唱が聞こえてきました。
通りかかったときは夜だったので、カエルの姿を確認はできませんでしたが、後日現場を見ると、地下構造が残った状態で、そこに雨水か地下湧水が溜まっていました。
結構透明度の高い水質だったので、
アマガエルが住み着いていてもおかしくない環境でした。
どうも、地上部分のみ解体して、地下部分はそのままになっているようで、地下の深い部分(たぶんB1F)だけに水が溜まっていました。
ここはというと、東京駅の南側、京橋駅のちょうど裏側という、超都心の工事現場。
では、アマガエルはどこから来たのかな?と思い、
周りの公園やら池やらを探しましたが、
一番近くて皇居(笑)
じゃ、皇居までの距離はどうかなぁと、
GoogleMapで測ってみたところ、おおよそ750Mぐらい。
では日比谷公園ではどうか。
こちらは800M強。
どちらも内堀通りを渡り、JRのガードをくぐりと大冒険。
いろいろネットで調べてみると、結構カエルって移動距離があることがわかりました。
鉄腕ダッシュで同じような実験をやっていて、そのときの移動距離が600~700Mとのこと。
そうすると、日比谷公園や皇居からの移動組ってことも十分考えられますね。
ただ、何もないところを移動することは考えづらく、やはり緑地帯や公園伝いに移動するのが現実的かなぁと。
そういえば、京橋側にある東京スクエアガーデンの緑地帯は、上層部含めて結構なボリューム。
CASSBEでもSランクになっているぐらいの環境性能のビル。
ひょっとすると、ここに住んでいた子達が移動したのかも?
そういう意味では、高層ビルの地上部にある緑地帯も、しっかり機能しているのかもしれませんね。