先日のWOOD ALC講習のあと、Facebookでお世話になっている
「栖風采(さいふうさい)プランニング」の茂木さんにお会いするために、
事務所のある海野宿までお邪魔しました。
茂木さんは古民家再生を中心とした設計を行われている事務所さんで、
ご自身も伝建地区である海野宿に事務所・住まいを構えられて、
古民家の住まい方、断熱や暖房を実践されていることで意気投合しました。
夫婦で設計事務所をやっているという共通項もありましたね(笑)
北国街道に位置する海野宿は、江戸時代までは宿場町として栄え、
宿場機能が廃れた後は、養蚕が盛んになった街並みです。
時代によって建物機能が違うので、「うだつ」があったり「気抜き(越屋根)」があったりと、
その時代時代にあった建物様式が美しく保存されています。
これだけ綺麗に街並みを守るのは、結構大変だと思います。
敷地境界から軒先やケラバが出ているので、囲まれながらも雰囲気のいい空間ができていますね。
こういう路地、素敵ですが、敷地の権利関係や、防火対策などを考えると現代ではちょっと無理かなぁ。
この奥の茅葺を鉄板で覆っているのが茂木さんの事務所。
この後突撃したのですが、あまりにもお話に熱中しすぎて、
内部の写真撮らせていただくのを忘れてました(笑)
またゆっくりと訪れたいいい街でした。