極寒の秋田・能代ツアー〜その1・道の駅ふたつい〜

2月3日〜4日に、HEAD研究会エネルギーTFのメンバーとともに、

断熱業界では熱い(笑)、西方事務所もるくすさんのお仕事を訪ねるために、

「極寒の秋田・能代ツアー」と銘打って、総勢22名で行ってまいりました。

 

 

昨日まで大雪が降り、都内でも積雪があった週末の出発。

さぞかし極寒だろうと・・・・え?暖かいじゃん(笑)

 

確かに雪は多かったのですが、日中は外気温3℃程度で下手すると東京の方が寒い。

 

実はこの極寒ツアー、毎年開催するのですが、そのたび信じられないくらいの晴天と暖かさらしく、

恵まれているのか、呪われているのか・・・・

大館能代空港に到着後、西方先生ご案内で「道の駅ふたつい」の現場へ。

市中材で作ることを設計時から守り通し、最終的には一部が木造耐火構造となったものの、

見事な木造アーチのエントランスホール。

この仕口、スチールプレートを使わず、臍組みとボルトだけで組まれてるってびっくり!!

ダイナミックかつ木造ならではの優しい空間でいいですねぇ。

野地板は水平構面と通気を並立できる相沢銘木さんの「アミパネル」

使ってみたいなぁと思っていた材料にいきなりご対面でした。

このガラスカーテンウォール、実はほとんど住宅用サッシで構成されていると聞きまたびっくり。

木造の低層であれば、コスト考えても住宅用を選ぶのが合理的とのことで、

聞けば聞くほど納得、な納まりと考え方でした。

こちらはサッシ枠さえ使わず、ペアガラスを直に構造体に止め付けるシンプル納まり。

断熱的には合理的です・・・・・が、台風が来る地方ではここまでは攻められませんね(笑)

西方先生(真ん中左のお茶の水博士)に現場レクチャーを受ける参加者。

とにかく地域材の利用、冬に負けない断熱性能、付加的な設備計画など、

西方メソッドの一端にいきなり触れて、全員圧巻でした。

夜はもちろん、能代の美味しいお魚とお酒で、深く交流させていただきました(笑)