先週もいきなりのどか雪に見舞われた熊谷・economa2の現場。
今週末〜週明けに、40年振りの大雪予想でしたが、
日中は風は冷たいものの、日向は心地よい快晴でした。
外回りは、塗り壁になる部分に「バラ板」という、左官下地になる板が張り付けられていました。
このバラ板(ヨコに透かして打たれている板)、つい昔までは外壁下地にいきなり打たれていたのですが、
そうしてしまうと、万が一塗り壁内部に水が入った場合、構造上重要な構造用合板を濡らしてしまい、
腐らせてしまうのでした。
kameplanでは塗り壁下地に通気層をとるために、バラ板のしたに18ミリの通気層を設け、
水が入っても抜けるようにと、左官裏側が常に乾燥状態になるように収めています。
建物を長く持たせる一手間、と言うところです。
現場は1F、2Fと大工さんが1人ずつ入って、急ピッチで進めて言います。
(断熱材の施工方法が間違っていますねぇ。ここは大工さんに手直ししてもらう様お願いしました)
この建物、正面に見える左側のサッシが南東向き、右側が南西に向いています。
つまり、真南に45度建物が振れていて、1日中日が入るように配置を決めました。
私たちはちょうど良かったのですが、作業をしている大工さんにはちょっと暑い様で、
窓をあけて作業されていました。
(この大工さんの作業台、ミッキーにくりぬかれているのがかわいいですね(笑))
1Fのリビングルームが、おおよそ空間的に見えてきました。
ここは30センチほど掘り下げて、手前のダイニングと空間を切り替えています。
1月いっぱいでおおよその内部造作下地が終わり、1月末に外壁材の納品。
外壁材は・・・懐かしの焼杉。
大工さんの仕事はこれからも続きます。